Maschine MK3 Beat Make Major Scale Random Harmonics

今回は、メジャースケールで和声法に挑戦してみました

トラック1
 ピアノをバリエーション機能のランダマイズで3パターン作る
トラック2
 ピアノでランダムで作ったメロディに和声法で重ねる
トラック3
 和声法で作ったメロディを1オクターブ上げたものを重ねる

120bpmの落ち着いたテンポ
6時間ぐらいで作成

Description>>
和声学の基礎は、16世紀ヨーロッパに端を発した機能和声であり、クラシック音楽における古典派の音楽はこれに基づいている。和音の連結のみならず、対位法の影響を大きく受けている。和音を混声四部合唱による構成と見なし、その各声部の旋律的な独立性も重要視されているのが、この時代の和声の特徴である。

いままでは、ランダムメロディに対位法を重ねていましたが、ステップアップして和声法という古典的な作りで調整したらどうなるか研究してみました。

和声法を使うにはいろいろとルールを守る必要があります。

対位法はニ声でしたが、和声学になると、いきなり四声になります。
ソプラノ=・ド〜ラ
アルト=・・ソ〜レ
テノール=・・ド〜・ラ
バス=・・・ファ〜・レ

上三声=ソプラノ、アルト、テノール
外声=ソプラノ、バス
内声=アルト、テノール

上三声が狭い=クローズド・ボイシング 密集配置 ドミソ
上三声が広い=オープン・ボイシング 開離配置 ・・ソ ・ミ ド
上三声で3つの音が揃わず、いずれかの音が重複している=ダブリング・ボイシング 重音配置
ダブリング・ボイシングでは、中間の音は、重複しない
C ドミソの中間のミ

限定進行音=たとえばハ長調のシの音は導音といって、主音のドに進むべき音
これでボイシングがダブリング・ボイシングになりやすい
ダブリング・ボイシングのあとは、ボイシングのオープン、クローズドを変えて良い

上三声とバスは、反対に進むのが基本
外声が並達8度になりやすいから?

NG     OK
  ♪8    ♪
 ⇗      ⇘       
♪        ♪8

  ♪       ♪
 ⇗       ⇗ 
♪       ♪
共通音は保留してボイシングを同じにする
C ドミソ
G ソシレ
ソを使っているメロディは、次もソ
クローズドだったらクローズド
オープンだったらオープン

ランダムメロディに和声法が使えるということは、何パターンもメロディを作れるということである。

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