Maschine MK3 Beat MakeHarmonic Minor Perfect 5th Below ScaleRandom Counterpoint

今回は、ハーモニックマイナーフィフスビロウスケールで対位法に挑戦してみました

トラック1
 ピアノをバリエーション機能のランダマイズで1パターン作る
トラック2
 ピアノをランダムで作ったメロディに対位法で重ねる
トラック3
 ドラムAを適当に入れる
トラック4
 チェロで簡単なメロディを作る
トラック5
 ドラムBを適当に入れる
トラック6
 効果音を入れる

120bpmの落ち着いたテンポ
6時間ぐらいで作成

C ハーモニックマイナーフィフスビロウスケール
ド レ♭ ミ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド
MaschineMK3ではこのスケールを使う
 ↓
ミクソリディアン♭9th♭13th
 ↓
Jazz→Mixb9b13

C ミクソリディアンスケール
ド レ9th ミ ファ ソ ラ13th シ♭ ド

対位法の完全5度と完全8度の連続NGに気をつける
完全8度や完全5度の連続は間に別の音程をひとつ挟んでもNGに気をつける
別の音程を2つ以上離せば良い

対位法は、メジャースケールとマイナースケールで作られているのを
ハーモニックマイナーフィフスビロウスケールで作る

完全1度 正しい
2度 完全とついてないので正しい
3度 完全とついてないので正しい
完全4度 音の場所によって違う
完全5度 音の場所によって違う 完全5度の法則は、そのまま使える
6度 完全とついてないので正しい
7度 完全とついてないので正しい
完全8度 正しい

完全4度である増4度(半音7つ)を探す
レ♭→ソ
ソ→レ♭
ミ→シ♭
シ♭→ミ

レ♭ソミシ♭を探して先に増4度にしてしまう
増4度の次は順次進行なので音が決まっている
最後と始めを完全5度か完全8度にする
決まっていない音を3度か6度が綺麗なので配置する
完成

Maschine MK3 Beat Make Minor Scale Cadenza Song

今回は、マイナースケールでカデンツを意識して挑戦してみました。

トラック1
 ピアノのコードをコードガイドを使って作成する。
 カデンツのルールに合っているかチェックする。
 ベロシティと言う音量を調整するところで適当に抑揚をつける。
トラック2
 ベースをピアノのコードをアルペジオで作る。
トラック3
 ドラムを適当に入れる。
 ボーカルと同時に入れて勢いを出す。
トラック4
 ボーカルの声をDistortionでトランシーバーぽくする。
 128bpmのボーカルのサンプルを110bpmに変更する。
 今までできませんでしたが使えるようになりました。
 これでサンプルをいろいろなテンポに合わせられるようになりました。
トラック5
 笛を入れる

110bpmのスローテンポ
6時間ぐらいで作成

音楽の書き出しで音が飛ぶのでエクスポート設定をいろいろといじる。
前回は音が飛んだ時は、Export設定のSample Rateを下げたら直りましたが
今回は、Sample Rateを下げても上げても直らず
Settings→Audio→Sample Rateを上げたら直りました。

今までは、古典的な作りで作成してきましたが、
今回は、現代音楽っぽくコードを選んでから音楽を作成しました。
対位法や和声法がわかると
なぜ、このコード進行が心地よく聞こえるのかとかわかってくるので
無駄ではなかったような気がします。

和声学で作ったメロディがなんとなく焦る感じがするメロディだったので、
今回スローテンポになりました。
音楽の流れによって感情がいろいろと変化するようになっているのですが
早いテンポでいろいろと感情が変化すると
焦っているような曲調になることに気づきました。
まだまだ研究が必要のようです。

Maschine MK3 Beat Make Major Scale Random Harmonics Cadenza

今回は、メジャースケールで和声法をカデンツを意識して挑戦してみました。
トラック1
 ドラムを適当に入れる。
トラック2
 ベースをバリエーション機能のランダマイズで3パターン作る。
 カデンツの法則でできてるかチェックする。
トラック3
 ピアノでランダムで作ったメロディに和声法で重ねる。
トラック4
 ピアノで和声法で作ったメロディを1オクターブ上げたものを重ねる。
トラック5
 バイオリンで和声法で作ったコードを重ねる。

ドラムの関係で103bpm
6時間ぐらいで作成

ダイアトニックコードで作られた和音は、3つの機能のいづれかに分類されます。
トニック(T)、ドミナント(D)、サブドミナント(S)

カデンツ>>
3つの機能の流れ
T→S→T
T→D→T
T→S→D→T

DからSへの流れは好まれない。
理由は、時間の逆行を感じるから

ダイアトニックコード>>
Ⅰ C=T
Ⅱ Dm=S(代理)
Ⅲ Em=T(代理)
Ⅳ F=SⅤ G=D
Ⅵ Am=T(代理)
Ⅶ Bm(♭5)=D(代理)

すっぴんコードと化粧コード>>
C=T すっぴんコード
Em=T(代理) 
化粧コードAm=T(代理) 
化粧コードF=S すっぴんコード
Dm=S(代理) 化粧コード
G=D すっぴんコード
Bm(♭5)=D(代理) 化粧コード

すっぴんコードから化粧コードへつなげるのが好ましい。

ドミナント・モーション>>
Ⅴ度のGに一つ音を足して(ソシレ・ファ)セブンスコード(属7(ぞくしち))にするとが増4度の不協和音程(ファとシ)をもっているのでCに移動して解決しようとしている性質。

属7以外のセブンスコードは副7といいます。
下降限定進行音で2度下降して解決するのが普通です。
副7は、前の和音に同じ音が同じ音で鳴らされているのがセオリーです(予備)

副属7>>
ドミナント・モーションの機能を他の和音にも作ってしまう。
これをセカンダリー・ドミナントと言います。
副属7 仮想トニック
A7 → Dm
B7 → Em
C7 → F
D7 → G
E7 → Am

副属7が現れた場合は、次の和音はトニックと認識されるので一時的に転調したと認識してよい。

副属7のなかで本来の属7にかかるものは複属7と言います。
ドッペル・ドミナント ダブル・ドミナントと呼んでいます。
D7 → G7

トニック(T)
曲の始まり、小節の始まり、曲の終わりによく使用されるコード。始まりや終わりに限らず途中でもどこでも使用できる万能なもの。音楽用語ではよく「安定」の役割と言われている。リズム系の音楽ならこれ一つでも作ることは可能。

ドミナント(D)
曲の切り替わりやコードチェンジをする時などによく使われるコード。トニックに戻りたいという強い性質を持つ。曲や小節の始まりで使われることは無いが、これを使わないと曲が単調でつまらなくなる。音楽用語では「不安定」の役割と言われている。

サブドミナント(S)
同じく曲の切り替わりやコードチェンジをする時に使われる。トニックに戻りたいという性質とドミナントに行ってトニックに戻りたいという性質を持つ。音楽用語では「やや不安定」の役割

なぜ、ドミナントがトニックに向かいたいのかというと、ドミナントの構成音の中に、増4度の不安定な音程が含まれているためです。

増4度は、全音3つ分(半音6つ分)の音の関係のため、トライトーンとも呼ばれます。

他のスケールの和音も増4度があったらドミナント?

増4度の解決音がある和音はトニック?

それ以外がサブドミナント?

Maschine MK3 Beat Make Aeolian Scale Random Harmonics

今回は、エオリアンスケールで和声法に挑戦してみました
トラック1
 前回のランダムで作った2番目のメロディをもとに4パターン作る
 バス=Bass Trombone
 音域が決まっているので1オクターブ上げられない
トラック2
 メロディに和声法で重ねる
 テノール=Tenor Sax
 音域が決まっているので1オクターブ上げられない
トラック3
 メロディに和声法で重ねる
 アルト=Alto Sax
 音域が決まっているので1オクターブ上げられない
トラック4
 メロディに和声法で重ねる
 ソプラノ=Flugelhorn
 音域が決まっているので1オクターブ上げられない
トラック5
 前回の2番目のメロディをLofiとReverbのフィルターをかけて
 効果音のように使う
トラック5
 ドラムを適当に入れる

120bpmの落ち着いたテンポ
6時間ぐらいで作成

C エオリアンスケール
ド レ ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド
 全 半 全 全 半 全 全

C マイナースケールと同じ
ド レ ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド
 全 半 全 全 半 全 全

Cアイオニアン
Dドリアン
Eフリジアン
Fリディアン
Gミクソディアン
Aエオリアン★
Bロクリアン